サッカー選手と下部リーグ経験について
ブラジルワールドカップはもう目と鼻の先ですね。僕は、長年の夢が叶って今回はブラジルに観戦に行く予定です。このブログでブラジルレポートをする予定なので、お楽しみに。さて、我らが日本代表はかなりいいメンバーが揃いました。今回は歴代最強といっていいと思います。さて、そういえば香川や柿谷はJ2を経験しているな、と思って調べてみました、現代表における2部リーグ経験者。
川島 2001-2003 大宮アルディージャ J2
権田 2011 FC東京 J2
今野 2003 札幌 J2
2011 FC東京 J2
2013 ガンバ大阪 J2
伊野波 2014 ジュビロ磐田 J2
酒井宏 2010 柏レイソル J2
森重 2011 FC東京 J2
青山 2008 広島 J2
山口 2009 セレッソ大阪 J2
遠藤 2013 ガンバ大阪 J2
香川 2007-2009 セレッソ大阪 J2
柿谷 2007-2009 セレッソ大阪 J2
2009-2011 徳島ヴォルティス J2
大久保 2002 セレッソ大阪 J2
大迫 2013 1860ミュンヘン ブンデス2部
斉藤 2011 愛媛FC J2
本田 2008 VVVフェンロ オランダ2部
2部を経験していないのは西川、内田、吉田、酒井高、長友、長谷部、清武、岡崎の8名のみ。実に23人の中の15人が2部リーグを経験しています。これは、レベルの低い2部リーグを経験することは必ずしもマイナスにならないということ。むしろ、若い時期に下部のリーグでコンスタントに試合に出続けることが選手の成長にとってとても大事だということがわかります。香川はセレッソ時代にJ2で3シーズン114試合出場48ゴールという驚異的な数字を残していますし、柿谷、斉藤などはレンタル移籍したJ2のチームで結果を残すことによりJ1、代表の道を切り開いてきました。逆に言うと超高校級素材と言われ、ヨーロッパのクラブに挑戦した宮市、伊藤翔などは、伸び悩んでいます。
人間は挫折を味わうことによりそこから必死に這い上がろうとする生き物です。若い選手は少し遠回りでも、自分を成長させてくれる環境を選ぶのがとても大事ですね。