Oh Lately

アメリカ在住デザイナー先生のブログ

ブラジルに行く

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とつぜんですが、ブラジル行きます。2日後に。17日間ほど。実は数年前から企んでいました。ここ数年、実際にワールドカップを見に行ったという人が周りにいて、とても羨ましかったのです。ドイツ、南アフリカの両方にまで行った人の話を聞いているとあまり突飛じゃないアイデアのような気がしてきて、妄想を膨らませていました。

 

しかし実際にこれを実行に移そうとすると色々な障害にブチ当たります。まずお金。飛行機代、チケット代、宿泊代など、とにかくお金がかかる。しかもワールドカップ期間中だと値段が飛び跳ねる。これに関しては、行くと決めた時から毎月コツコツとお金をためた。飛行機のチケットはマイレージを利用して、かなり前に特典航空券をゲットしました。宿泊代は友人と一緒にいくことで浮かせようと企みました。

 

次に時間。ブラジルはとても遠いので、長期でお休みをもらわなければなりません。普通に健全な社会人生活をしている人にはハードルが高い。だって、こんな享楽的な趣味のために仕事を休んじゃうなんて、会社は納得してくれるわけがない。僕の友人のSさんは某大手シンクタンクの就職面接で「4年に一度1ヶ月単位で休みますが、それでもいいならここで働きます」と言った強者です。彼はとても優秀だからかもしれないが、そんなこと就職面接で言える奴なんて滅多にいないです。僕の場合は勤務先が大学なので、学部長に(お酒の席でw)正直に「ワールドカップに行きたいので2週間(とちょっとだけど)休んでいいですか?」聞いてみると、「おーいいじゃん、たのしんでおいでよ!行ってる間は代講で大丈夫。」と言われました。さすがアメリカ。アメリカの人は遊びにかなり情熱を傾けるので、他人の趣味にも理解があるのです。日本だったら、なかなかこうは行かないよね。

 

あとは、周りの人の理解です。普通に真っ当な家庭を築いている人なら、行かせてもらえませんよ、子供がいる人とかは特に。家は妻との2人なのですが、とても理解のある素晴らしい人で、これが僕の夢だということをわかってくれました、たまによくチクチク嫌味を言われるけど。これは夫婦間における貸し借りのようなもので、いつかこの代償を払う時が来るのかもしれない。

 

ということで、これからブラジル・ワールドカップを通して日々日記に書いて記録してみようと思う。皆様、よろしく。